「このままで大丈夫かな」── 専業主婦だった頃、私はそんな不安を抱えていました。子どもはまだ小さく、毎日家事と育児に追われる生活。特別不幸だったわけではありません。生活に困っていたわけでもありませんでした。
それでも、将来に対する漠然とした不安がありました。
この記事では、私が38歳で看護学校を目指した理由についてお話しします。
専業主婦だった頃に感じていた不安
当時の私は専業主婦でした。夫が働き、私は家事と育児をする生活です。周りから見れば普通の家庭だったと思います。
でも心のどこかで「もし何かあったらどうしよう」という気持ちがありました。
夫との関係も決して順調とは言えませんでした。
離婚したいと思っていたわけではありません。
ただ、この先何があるか分からないという不安はありました。
実家は比較的余裕があり、困ったときには助けてもらえる環境でした。
それでも親もいつまでも元気ではありません。
「実家があるから大丈夫」ではなく、自分自身が働ける力を持っていたいと思いました。
- 夫との関係がこの先どうなるか分からない
- もし一人になったとき、自分と子どもを養えるのか
- 実家にいつまでも頼れるわけではない
- 「このまま専業主婦で大丈夫なのか」という焦り
私が欲しかったのは「自分で生きていける力」
今振り返ると、私が欲しかったのは看護師という資格そのものではありませんでした。欲しかったのは「自分で働いて生きていける力」でした。
もし一人になったとしても。もし親がいなくなったとしても。自分で収入を得て、子どもを守れる力が欲しかったのです。
当時は夫との関係や将来への不安もありましたが、誰かを変えることはできません。
だから私は、自分自身を変えることを選びました。
その方法のひとつが、資格を取ることだったのです。
看護師に限らず、資格のある仕事をしている人が少し羨ましく見えていました。「この資格があるから大丈夫」そう思えるものが欲しかったのだと思います。私が目指したのは「看護師になりたい」ではなく、「自分と子どもを守れる土台が欲しい」という気持ちからでした。
なぜ看護師を選んだのか
実は看護師に強い憧れがあったわけではありません。私は年齢や学費、通学できる範囲などを紙に書き出して考えました。その条件で考えた結果、看護学校が一番現実的な選択肢でした。
紙に書き出して考えた5つの条件
- ✔ 38歳からでも目指せる
- ✔ 卒業後に就職先がある
- ✔ 子育てしながら通える
- ✔ 学費が現実的
- ✔ 長く働ける
当時は本当に働けるか自信がなかった
看護学校に入学を決めたものの、正直、自信はありませんでした。卒業できるのか。国家試験に受かるのか。40代で新人看護師になって働けるのか。分からないことばかりでした。
それでも「やらずに後悔するより、やってみよう」という気持ちの方が少しだけ勝ちました。
結果として看護師になって良かった
私は38歳で看護学校に入り、41歳で看護師になりました。病棟勤務を経験し、現在はクリニックで働いています。もちろん大変なこともありました。でも、あの時一歩踏み出して良かったと思っています。
収入だけではありません。「自分で働いて生きていける」という安心感を得られたことが大きかったです。
「収入が増えた」「資格が取れた」ということよりも、「自分で働いて生きていける」という安心感を得られたことが、一番大きな変化でした。あの漠然とした不安が、具体的な自信に変わっていきました。
まとめ
私が看護学校を目指した理由は、看護師になりたかったからというより、自分と子どもを守る土台が欲しかったからです。当時は不安だらけでした。でも今振り返ると、自信があったから挑戦したのではなく、不安だったからこそ挑戦したのだと思います。
もし今、将来に不安を感じているなら、まずは情報を集めるところから始めてみるのも良いかもしれません。一歩踏み出すだけで、見える景色が変わることもあります。
この記事のまとめ
- 看護師を目指したのは「看護師になりたい」ではなく「自分で生きていける力が欲しかった」から
- 年齢・学費・通学時間など条件を紙に書き出して現実的に考えた
- 自信があったから挑戦したのではなく、不安だったからこそ動いた
- 結果として「自分で働いて生きていける」という安心感が一番大きな変化だった
- まずは情報を集めるところから始めるだけでも、不安は減っていく
私も最初は、
「本当に通える学校があるのかな」
というところから始まりました。
学校によって学費や通学時間、社会人の割合はかなり違います。
まずは比較してみることが、不安を減らす第一歩だと思います。
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