社会人や子持ち主婦で看護学校を目指す場合、学費は大きな不安の一つだと思います。
私も38歳・子持ちで進学した時、「本当に学費分の価値はあるのかな」と考えていました。
専業主婦だったので、結婚前からの貯蓄で学費を賄うつもりでした。失敗はしたくない、という思いもありました。
「受かるか分からないし、とりあえず受けてみよう」
そんな気持ちから始まった看護学校でした。私は元々お金を使う時に「そのお金に見合う価値があるか」を考えるタイプです。そのため、看護学校への進学も費用対効果をかなり気にしていました。
この記事では、実際に看護学校へ通った私が、学費は元が取れたと思うのか、本音でお話しします。
- 看護学校の学費の目安
- 私が実際にかかった学費
- 看護学校の学費は元が取れたと思うか
- 学校選びで大切だと思うこと
目次
結論:私は学費の元は取れたと思っている
看護学校の学費は十分元が取れたと思っています。
私の場合は、病院奨学金を利用して学費負担を抑えながら資格を取得でき、その後も継続して働けているため、費用対効果は非常に高かったと感じています。
私は38歳で看護学校へ進学しました。病院奨学金を利用していたこともあり、学費の負担は想像していたほど大きくありませんでした。
卒業後は病棟で3年半勤務し、その後クリニックへ転職。コロナ禍の真っ最中でしたが、就職先に困ることはありませんでした。今も看護師として働くことができているため、進学して良かったと思っています。
看護学校の学費はどのくらいかかる?
看護学校の学費は、学校の種類によって大きく異なります。
| 項目 | 看護大学・公立(4年) | 看護大学・私立(4年) | 専門学校・公立(3年) | 専門学校・私立(3年) |
|---|---|---|---|---|
| 初年度納入費 | 80〜150万円 | 150〜250万円 | 50〜100万円 | 100〜200万円 |
| 年間学費 | 50〜100万円 | 120〜200万円 | 30〜80万円 | 80〜150万円 |
| 学費合計目安 | 230〜450万円 | 510〜850万円 | 110〜260万円 | 260〜500万円 |
※学校によって異なります。あくまで目安としてご参照ください。
学校によって差はありますが、公立の看護専門学校は比較的学費を抑えやすい傾向があります。私が進学したのも、比較的学費を抑えやすい公立の看護専門学校でした。
私のリアルな学費
私は公立の看護専門学校へ通い、病院奨学金を利用していました。実際にかかった費用をまとめると、このようになります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 病院奨学金(3万円/月 × 36ヶ月) | 108万円(全額免除) |
| 入学金(初年度のみ) | 80,000円 |
| 3年間授業料(18万円/年) | 540,000円 |
| 3年間学生諸経費 | 約95,000円 |
| テキスト・参考書(タブレット含む) | 約280,000円 |
| 実習費など | 70,000円 |
| 合計 | 約1,065,000円 |
※交通費・昼食代などは別途かかります。
病院奨学金は月3万円で、3年間で108万円になりますが、卒業後に規定年数勤務したため返済はありませんでした。お昼はなるべく弁当持参、お茶は水筒持参など、日々の費用も工夫していました。
結果として、病院奨学金だけで学費の大部分をまかなうことができ、費用面でとても助けられました。
なぜ私は学費の元が取れたと思うのか
病棟経験3年がその後の武器になった
私は卒業後、病棟で3年間勤務しました。正直に言うと、病棟勤務は大変で辞めたいと思ったこともあります。それでも3年間働いたことで、その後の転職先の選択肢が広がりました。
コロナ禍でも転職できた
病棟勤務後、クリニックへ転職しました。ちょうどコロナ禍の時期でしたが、就職先に困ることはありませんでした。資格があることと病棟経験があったことは大きかったと思います。
事務職だけの経歴だった頃の私なら、今のように自宅近くで正社員として働くことは難しかったと思います。
今も働く場所がある
看護師は病院以外にもさまざまな働き方があります。病棟経験があることで、働き方の選択肢は広がると感じています。
- クリニック
- 訪問看護
- 介護施設
- デイサービス
ただし費用だけで学校を選ぶべきではない
「どの学校が一番安いか」ではなく、「自分が将来どんな働き方をしたいか」を考えることが大切です。
私は公立の看護専門学校だったため、費用対効果は高かったと思っています。ただし、学費が安いことだけで学校を選ぶべきではないとも感じています。
例えば看護大学には、このようなメリットがあります。
- 大卒資格が取得できる
- 保健師受験資格を取得できる場合がある
- 助産師課程への進学を考えやすい
- 学べる内容の幅が広い
私自身は公立の看護専門学校が合っていましたが、人によって求めるものも違います。通学時間や学費、取得できる資格、社会人学生の割合なども含めて比較し、自分に合った学校を選ぶことをおすすめします。
まとめ
私は38歳で看護学校へ進学し、結果として学費以上の価値があったと思っています。
- 病院奨学金を利用できたことで、実質的な負担を抑えられた
- 病棟経験3年が、その後の転職の武器になった
- コロナ禍でも転職でき、今も看護師として働けている
ただし、学校選びは学費だけで決めるものではありません。
実際に資料請求をしてみると、社会人学生の割合や実習先、奨学金制度など、ホームページだけでは分からない違いも見えてきます。
私自身も複数の学校を比較したことで、「ここなら通えそう」と思える学校を見つけることができました。
何を重視するかは人それぞれです。
もし進学を迷っているなら、まずは資料を取り寄せて通える範囲の学校を比較してみてください。自分に合った学校が見つかりやすくなると思います。
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