看護師になる方法

病院奨学金を利用してよかった?後悔した?【3万円×3年の体験談】

私は看護学校時代に病院奨学金を利用していました。

毎月3万円を受け取り、卒業後に一定期間勤務することで返済が免除される制度です。

今振り返ると、私は利用してよかったと思っています。

ただし、人によって向き不向きがある制度だとも感じています。

この記事では、3万円×3年間利用した私の体験をリアルにお伝えします。

この記事で分かること

  • 病院奨学金を利用してよかった理由
  • 3年間の病棟勤務で感じたこと
  • 後悔していることはあるか
  • 向いている人・向いていない人

結論:私は利用してよかった

今振り返ると、私は病院奨学金を利用してよかったと思っています。

理由はいくつかあります。毎月の収入の安心感・国試前に就職活動が不要だったこと・3年間の病棟経験が後の転職に活きたこと、どれも大きなメリットでした。

ただし、人によって向き不向きがある制度だとも感じています。

選ぶ前にメリットとデメリットを理解しておくことが大切です。


利用してよかったと思う4つの理由

理由①

毎月3万円は想像以上に大きかった

3万円と聞くと少なく感じるかもしれません。でも時給1,500円で働こうと思うと毎月20時間働く計算になります。看護学校は勉強や実習で忙しく、アルバイトの時間を確保するのは簡単ではありません。毎月3万円を受け取れる安心感は大きかったです。

理由②

国試前に就職活動をしなくてよかった

私が助かったと感じたのは国家試験前です。病院奨学金を利用していたため、就職先はすでに決まっていました。周りが就職活動をしている中、私は国家試験の勉強に集中できました。これは大きなメリットだったと思います。

理由③

辞めたい時の抑止力になった

正直に言うと、病棟勤務は楽ではありませんでした。辞めたいと思ったこともありました。でも「今辞めたら奨学金を返さなきゃいけない」と思うと踏みとどまる理由になりました。実際には返済できない金額ではありません。それでも「ここまで働いたのにもったいないな」という気持ちはありました。結果的には病棟経験を積めたので、今では良かったと思っています。

理由④

3年間の病棟経験はその後の武器になる

これは卒業してから実感しました。病棟経験が3年あると、その後の転職先の選択肢が広がります。クリニックでも即戦力として見られやすくなります。私自身、最初の3年間は修業期間だと思って働いていました。振り返ると、この経験は無駄ではありませんでした。

病棟勤務の各学年の大変さ
  • 1年目:何もできずにつらい
  • 2年目:後輩指導や責任が増えてつらい
  • 3年目:リーダー業務や今後のキャリアで悩む

それぞれ違う大変さがあります。それでも3年間続けた結果、その後の選択肢が広がりました。


病棟経験3年の価値を卒業後に実感した

私の周りでは、卒業後すぐに結婚や出産を迎え、短期間で病棟を辞めた人もいました。

病棟経験が十分に積めなかった場合、希望する診療科への転職が難しくなるケースもありました。

もちろん全員ではありませんが、病棟経験3年の価値は大きいと感じています。

病院奨学金は学費を助けてくれるだけではありません。就職先が決まる安心感と、病棟経験を積むきっかけにもなります。最初の3年間を修業期間と考えることで、その後の選択肢が大きく広がりました。


後悔していることはある?

正直に言うと、大きな後悔はありません。ただし、卒業後の勤務先を自由に選べないことはデメリットでした。

もし病棟以外の分野に興味が出たとしても、奨学金の返済免除を受けるためには一定期間勤務する必要があります。

そのため「卒業後は自由に進路を選びたい」と考えている人には窮屈に感じるかもしれません。

一方で、私の場合は最初から病棟経験を積むつもりだったため、大きな不満はありませんでした。

向いている人

  • 学費の負担を少しでも減らしたい
  • 国試前に就職活動の心配をしたくない
  • まず病棟経験をしっかり積みたい

向いていない人

  • 卒業後すぐ別の分野へ進みたい
  • 働く病院を自由に選びたい
  • 病棟勤務以外の場所でスタートしたい

奨学金の返済が不安なら貯金しておく方法もある

病院奨学金に興味はあるけれど、「途中で辞めたくなったらどうしよう」と不安な方もいると思います。

実際、私の周りには奨学金を生活費として使わず、そのまま貯金している人もいました。

私が利用していた奨学金は、勤務した年数に応じて返済額が減る仕組みでした。

例えば、月3万円を3年間借りると総額は108万円になります。

卒業後に2年間勤務した場合、2年分は返済免除となり、仮に退職しても返済が必要なのは残り1年分の36万円だけでした。

そのため、奨学金を貯金しておけば「もし合わなかったら返済して辞める」という選択肢も持てます。

もちろん制度は病院によって異なるため確認は必要ですが、不安な方は返済条件を事前に確認しておくと安心です。

病院奨学金は「縛られる制度」と考えられがちですが、制度を正しく理解すれば学費の不安を減らしながら経験を積む選択肢にもなります。


まとめ

病院奨学金は学費を助けてくれるだけではありません。

就職先が決まる安心感や、病棟経験を積むきっかけにもなります。

私は3年間病棟で働いたことで、その後の選択肢が広がりました。

だから今振り返ると、病院奨学金を利用してよかったと思っています。

この記事のまとめ

  • 毎月3万円の受給は学校生活の安心感につながった
  • 国試前に就職活動が不要で勉強に集中できた
  • 辞めたい時の抑止力になり、結果として病棟経験を積めた
  • 3年間の病棟経験がその後の転職先の選択肢を広げた
  • 卒業後すぐ別の分野へ進みたい人・病院を自由に選びたい人には向かないかも

病院奨学金は学費の負担を軽くしてくれる制度ですが、利用できる病院や条件は地域によって異なります。

また、看護学校によって学費や通学時間、社会人学生の割合も意外と違います。

私自身も複数の学校を比較したことで、「ここなら通えそう」と思える学校を見つけることができました。

まずはどんな学校や奨学金制度があるのかを知るところから始めてみてください。

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